2010年 06月 09日
燈台躑躅 |
雨の水曜日。
統計をとったわけでは無いのですが、雨の多い水曜日。
お花のお稽古だとか、水泳のレッスン日他、、水曜日は週中日だけあってわりとお稽古に行かれる方も多いのではないでしょうか。
水泳のレッスンは母が。私は生け花のお稽古日なので、毎回二人で「今日も雨‥」とぶつぶつ文句を言っているからそう思うのかもしれません。
この時期の花市場をにぎわすのは何て言っても緑美しい枝ものです。
え!?これもこんな風になるの?的に冬場には真っ白に塗られたサラシ素材(ミツマタなど)、春先には花満開だったりする様々な花材(レンギョウ等)が元気な若葉をぐんぐん成長させて登場します。
ドウダンツツジも立派に育って、4mもありそうな大振りの枝ものを、競り人が ”ひょいっ”持ち上げて買い手が見定める。そして値段交渉(最近は機械競りなのでボタン一つですが)。
以前勤めていたホテルでは、この様に何メートルもある大振りの枝をよく扱いました。4、5人で抱えて会場に運び、位置や向きを決めて器に飾ります。天上の高い空間には伸びやかに、頭の上で緑の屋根が広がってそれはそれは綺麗でした。
今もホテルや店舗で活躍する仲間達のその素敵な仕事ぶりを見たいな‥と、よく思います。それぞれが違った道を進んでも、その時の感覚や共有した時間は今でも体に刻まれていて無意識に仕事に反映している事と思います。
ドウダンツツジをみると、そんな風に昔の記憶がよみがえるんですね。
燈台躑躅‥どうだんつつじ。 タイトルは文字化け?と思った方。これはドウダンツツジと読みます。ちなみ抜き打ちで「書いて!」と言われても書けません。
今日の一枚
濃い色合いとオレンジ色のコントラストを効かせたブーケ。
カラードレスにあわせて。
by pqblog
| 2010-06-09 22:24
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