2011年 09月 03日
Stradivarius |
いよいよ九月に入り、街も人も少しずつ皆が秋らしくなってきましたね。
綱町三井倶楽部のお庭には早くもイチョウの木の下に銀杏が一つ、落ちていました。
九月一日、その洋館で大きな会が催されました。
ヴァイオリンドクター中澤氏の回りには常に素晴らしい仲間と芸術を楽しみ愛する方々が集まるのでしょう。会は和やかに、そして様々な驚きと仕掛けによって、台風の合間この素晴らしい館で人々は時間を過ごされたようです。
もう少し写真をアップします。
お時間あれば More からおつきあい下さい。
エントランスから続く、赤い絨毯にはフランス人写真家 Bernard Morales 氏 の大きな写真が床に貼られています。
その上をゲストは歩いてホールに入ります。
そんな大胆なアイデアも、彼のお茶目な性格故。
明治時代に建てられたこの建物に、相反する形式がとても面白くて。
ティンバロのおどる様に楽しげなリズムの中、氷の彫刻のあるロビーでアペリティフを楽しむと皆はバンケットホールを促されます。
さて、ここからが会の始まり。
バイオリン、チェロ、ピアノ‥名器が揃って演奏会が。
宮本笑里さんはじめ、様々なアーティストの音楽を。
会の進行とともに、各部屋が変化していくストーリー。
演奏の最中もスタッフは総動員で次のセッティングにかかります。
ライトの位置、展示する楽器のケース‥裏側はもう大騒動です。
今回、このお仕事のお誘いを受けてから本当に短時間で物事を進めなければならず、それに対して沢山の方々のご協力とご理解、そして助けがあって無事終える事が出来ました。
当日のセッティングで駆けつけてくれた仲間の大切さにはこの場を借りて改めて「ありがとうございました!」このメンバーでなければやっぱり無理でした!オグさん、的確なサポートと助言、感謝です!大船にのりました。加奈子さん、一言で9割理解さすがです。(あとの一割はたまに笑いの渦)アリちゃん、随分とお花屋さんらしくなってきました。
そして、中でもお花の仕入れからアイディアまでを一緒に考えて下さった、川崎花卉の相嶋さん。
産地のコンディション、そして色合いや品種までを的確に把握し、提案して下さります。私の無くてはならないアートの師でもあります。画商(相嶋氏)画家(私!?)のコンビでこれからも面白い仕事を素晴らしいクオリティーで乗り越えたい!です。
また、主催者側から素敵な女性、智子さん。
温かいお気遣いとサポートがあっての事でした。
沢山の素晴らしいアーティストと関係者の方々と出会えた今回のこの機会に心から感謝したいと思います。
ありがとうございました。
Bernard and John, thank you so much for your kindness in arranging the lighting for the flower displays!
And also thank you because I really enjoyed working with you and I learned a lot from you. Merci beaucoup!
9割は準備と片付けのこの仕事。でもこういう瞬間の為に、日夜、花屋さんは水と枝と虫達と渋滞そして早起きと戦っているんですね。
by pqblog
| 2011-09-03 10:43