2008年 09月 04日
秋近し |

季節のある国に生まれて、思うこと。
何で?衣替えなどという非常に面倒くさい作業があるのか?そもそも、「ころもがえ」などという単語自体、四季の無い国には存在しない言葉。秋には秋の服、冬になったらマフラーに手袋。季節の変わる度に、ドライクリーニングにお洋服を持って行くのは一苦労。だからと言って、夏は暑くて冬の服なんて着ていられない。
ではでは、良いこと。なんて言っても四季折々の風景。
これは、車を運転している時、カフェで一休みしている時につくづく思う。大好きな銀杏の木で言えば、春の終わりで夏の始まりにキラキラ光る新芽の初々しさ。秋には黄色く色づいて、落ち葉のラグを踏みしめるとやわらかい音がして。
季節のタルトなんてメニューにあったら、飛びついてしまう私。これからのシーズンは、フルーツの美味しい季節。
挙げていて思ったけれど、やはり季節があるのは素晴らしいこと。たとえ、夏に汗だくになろうと冬に肌が荒れようと・・・。

市場の花も夏から秋に移り始めた様子。ケイトウなんて、まさにこれからがキレイな季節。
あの鮮やかな発色と、べロアのような質感。神様は、どうしてこんな個性的な花を作ったのでしょうか?薔薇とは対極にある美。
今日は、秋らしさがたっぷり詰まったバスケットアレンジ。
柿の様な薔薇の色が、ケイトウの赤をより引き立てます。粟の実や、野バラの実はリズムをつける名脇役。あとは、もう少し暑さが過ぎ去ったら・・・本格的に紅葉した枝物などが市場にも出回り始めるのです。
by pqblog
| 2008-09-04 21:39
| works
|
Trackback
|
Comments(0)